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佐賀市の中核市への移行、保健所設置の検討について

○佐賀新聞
 坂井佐賀市長が就任して会見の際に、中核市を目指し、保健所業務もやるというふうなことをおっしゃっています。山口知事はコロナ対策の中で、保健所を佐賀県が一元化していることが強みになっていると発言されてきていますが、この発言についての所感をお願いします。
○知事
 まず、山口県政は司司でそれぞれの考え方、伸び伸びとやっていただくというのが大事です。自発の地域づくりもそうです。そういった意味で、佐賀市政、坂井市政が中核市を目指して取り組んでいきたいということに対しては支援をしていきたいと思っています。
 ただ、今お話しいただいた保健所業務ということに関して言うと、今うちの県が一つ一つ丁寧に追いながら分析しながら対策を打てているのは、全県下を県が一元化して対応できているから。まさに危機管理という局面からすると、一元的に分析、対応できるというのは、すごい佐賀県の長所なんです。例えば、東京都は23区が、あんな狭いところなのに保健所が区ごとにやっている。区ごとにやっているから、人の行き来が分析できないわけですよね。
 だから、大きな方向性として、中核市を目指していただくということに対しての支援はしていきたいと思いますけれども、これはコロナの状況にもよるけれども、少なくともコロナ禍であるときにスイッチするということについては、私はなってはいけない。私も県民の生命、身体に対して責任があるので、そのタイミングがうまくね、今から様々な検討はやっていくものの、様々な時期、スケジュールということについては意見交換をさせていただきながら、いい形になっていくことを望んでおります。

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