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令和4年度当初予算案 全体像

 まず、当初予算案についてです。「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり」ということで、これまで同様、「県民の命を守る」、「人の想いに寄り添う」、「子育てし大県を推進する」、「さがの未来につなげる」を機軸に、さらに社会資本の整備を行っていくということであります。
 今回気をつけたポイントですが、引き続きコロナ・災害対策に全力を挙げていくことをまず第一義に上げた上で、私も今年は2期目の最後の年となることで、いろいろ県政全体を見たときに、やはりコロナ禍でもありますし、その先に向けて、何よりも佐賀にとって大切であることは人を育むこと、やはり人に投資していくことだろうと思いましたので、改めてそういった観点から全ての分野をチェックして、人づくり大県さがという形で、人づくりに焦点を当てて事業化をしているものが多い予算となっております。
 というのを具体的に組み立てますと、産業・福祉の担い手ということで、やはり今、人がさらに足りない。有効求人倍率も1.2台ということで、これまでとは全く違う、人材というものが非常に大事になっています。介護人材、看護などについても、あと、保育にしても非常に人が足らないという状況なので、やはりそういったことについて担い手を育成していこうという、これは農業もそうですね、林業もそうです。ということとか、地域づくりというのはやはり人づくり、人があっての地域だということで、人にスポットを当てていく。
 そして、SSPもやっていますけど、スポーツ・文化の力を活かした人づくりということで、こちらも人に投資をしていきたいと思います。
 そもそも子育てし大県ということでやってまいりましたので、子どもの多い佐賀県です。そういったところについての強みを、合計特殊出生率の高い強みをさらに高めていくという施策、さらに骨太の人材を育てていくと。右肩上がりの時代とは違うこういう時代に、やはり教育県佐賀として、もう一回、再び掲げて、明治維新のときも弘道館など人づくりで名を馳せた佐賀県として頑張っていこうということであります。

 ということで、今回の当初予算案ですけれども、(当初予算額は)5,710億5,800万円、前年度当初予算比102.6%ということで、過去最高という予算案となっております。
 こんな感じでありますけれども、この網かけがコロナ対策分なんですけれども、これは去年も説明しましたけれども、コロナ対策の預託が多いんですね。要は事業者に融資をするために、銀行に原資をお渡しして、その分戻ってくると。その膨らんでいる部分はただでありますので、そこに留意した上で、ここに書いてありますように、通常そうやって制度融資を事業者にする預託分が、コロナの方が有利なものだから、みんなコロナの方に今抜けている状況だというところも加味していただくと、概ねこんな感じで実額が推移しているということです。
 今回増要因としてプロジェクトIF(イフ)とか、人への投資などについて、増要素はあるんだけれども、SAGAサンライズパークの大型ハード整備がここ(令和2年度~令和3年度)がピークだったので、そんなことを加味すると、大体こんな感じで進んでいると思っていただければ。
 ただ、コロナ対策が載っていますから、その分、一番今までで大きな予算となっているという状況だということです。

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