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(問題提起1)Jリーグ 伝統蓄積ランキング(JTR)

 ここから、2つの問題提起をさせていただきたいと思います。私自身がいろいろ考えていることなんですが、1つ目は、今ずっとJリーグの支援をやっておりますが、先だって、Jリーグの野々村チェアマンと対談を行いまして、その中でいろんな話をしてきたわけですけれども、私からも1つ提案をさせていただきました。それは、Jリーグ発足以来、いろんなチームがいろんな応援をみんなで頑張ってきて、これまでの各チームの伝統だとか歴史とか、そういったものも含めてランキングシステムというのをつくってはどうかという提案をさせていただいたんです。それの内容について説明したいと思います。
 「Jリーグ伝統蓄積ランキング(JTR:ジャパン・トラディショナル・ランキング)」という名前にしておりますけれども、1993年から2021年までの各カテゴリーの順位を点数化させていただきました。点数化の方法は、J1は順位点掛ける100です。簡単に言うと、去年はJ1は20チームあって、川崎フロンターレが優勝したので20だから、100倍しますから2,000点。1位が2,000点、2位が1,900点、1,800点、1,700点……最下位が100点となります。
 J2は10倍なので、22チームなら一番勝ったところが220点、210点、200点、190点……最後は10点。
 J3だと、そのまま1倍なので、例えば18チームありますと、優勝したところは18点、17点、16点、15点……最下位が1点。全部今までの分を点数化するとサガン鳥栖はどうなのかというと、今18位です。ずっと、11年連続J1に在籍して、こうやってUー18、Uー15という、なかなかうちはお金が潤沢でないチームなんだけど、それでもこうやって育成を一生懸命頑張って、それこそ坂井君とか、本田風智君とか、中野君とか、いろんな人たちがやってきて、サガン鳥栖を支えていただいたということでありまして、やはりJ1にずっと長くいるので、ポイントはそこそこ高くなったということです。
 じゃ、全体としてどうなのかということを見ると、こうなります。やはり皆様の予想どおりなんでしょうか。野々村チェアマンと話したときには、野々村チェアマンは1位と2位はぴたっと当てましてびっくりしたんですけど、やはりアントラーズとマリノスが1位と2位ということであります。しかも、落ちたことがないので、ここ(J2、J3)に数字が入っておりません。J1に昇格して、昇格チームで降格がないのは我がサガン鳥栖だけなんですけれども、それでもJ1に長くいるということでここ18位に来ています。
 今、全体58チームですが、これ59になっているのは、なくなった横浜フリューゲルスがあるからでして、これはずっと残しておこうかなと思ってつくっております。
 やはりうちの上には伝統的にもともと強かった東京ヴェルディさんがいたりとか、こういったものを見ると、Jリーグの歴史というものをかみしめて、みんなでさらに盛り上がれるのではないのかなと一生懸命私が考えて、こういうランキングシステムをつくってみたので、ぜひ、皆さん方も参考にしていただきたいと思います。チェアマンも面白いということで、100倍、10倍、1倍というシステムがなかなかセンスがいいんじゃないかと言っていただいたので、こちらもこれから盛り上げて、今年もサガン鳥栖ここでまた1桁上に行きますと、恐らく4つか5つ上に上るということになるので、こういった楽しみ方もあるのかなと思っております。

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