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県立大学について その1


○西日本新聞
 ありがとうございます。
 もう一点、別件なんですけど、県立大学の関係です。知事が昨年末、公約に掲げられて3選されたと思うんですけど、その3選後に県内のいろんな自治体が誘致をしたいということで、かなり続々と名乗りが上がっている状況ですが、今の状況について、知事の受け止めというか、あるいは背景をどういうふうに思われているんでしょうか。
○知事
 これは再三申し上げているように、佐賀県は子どもの割合が全国で3番目に高いにもかかわらず、少子化になった今でも、1年間に3,400人大学に行っている人のうち2,800人、いわゆる84%を県外に出しているという事実、大きな機会逸失だと思っています。ですので、またまだ高等教育機関というのを佐賀県内につくる余地というのは非常に広いんではないかと私は認識しています。
 そうした中で、これは急務だと。ですので、もっともっと数はあってもいいと思っているんです。そういう中で、今回選挙を戦わせていただいて、多くの皆さん方から賛同いただいて期待しているよという声があって、当選させていただいて、多くの市町からも期待の声、そして、自らのところにつくってほしいという声が高まる一方で、ここまで立地について手が挙がると私は思わなかったけれども、でも、その分、期待感が高まっている。少なくともやめろという話ではないので、という環境なんだなということで、当初の予定どおり2月議会に基本的な考え方、骨子を示させていただいて、そこから議論を煮詰めていって、それだけ皆さん方の手が挙がっているということでありますから、大学の場所というか、そういう学生のフィールド自体をもうちょっと幅広く取るようなコンセプトでこの大学を考えてもいいんではないかなと今私自身は思っているので、そういった議論が、県全体でウエルカムになるような大学になるように、そういう仕掛けができないかなということも含めて、この骨子で示していきたいと思っています。

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