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バーチャル名護屋城 4月1日から運用開始します

 2点目でございますが、「バーチャル名護屋城」ということで、本日から運用開始いたします。
 これは、肥前名護屋城をCGで現代に再現するということでございまして、運用場所はこの、まさに当該エリア(名護屋城博物館、名護屋城跡など)でございます。無料ということであります。
 国内の城では初めての取り組みということで、リアルタイムレンダリング(リアルタイムで目の前の風景が切れ目なく移り変わっていくもの)ということで、実際、お城の中を歩いていても、お城はないわけでございますが、例えばスマホだったりとか、自分の持っている機器で見ながら行くと、実際、410年ぐらい前かな、その当時の姿がそのまま映像として可視化されるようになっているものでありまして、これは全国のお城としては初めての試みということでございます。
 エリア面積は、国内のお城で日本一、17ヘクタールでありますので、実際、その当時が秀吉の時代ですから、1590年代ですね。名護屋城、1594年ぐらいですかね、そういったところのスケールの大きさが実感いただけるような形になっております。
 「見ていただく」「体感していただく」「楽しんでいただく」ということです。
 アプリ「VR名護屋城」ということでありまして、今、私がしゃべってしまいましたけれども、個人所有のスマートフォンで、かなり精細に再現されたものが体感できるということであります。無料貸し出しタブレットもございます。それから、館内のミニシアターで約10分間の高精細ムービーを上映しております。
 ビューポイントは、58カ所であります。特に、天守の最上階から秀吉が見たであろう壮大な景観も再現しておりますし、記念写真撮影もできます。西和夫先生が、設計・監修したものでございます。

<ムービー上映>

 それから、地域との連携ということで、地元の肥前名護屋歴史ツーリズム協議会と連携するということと、これも大事だと思うんですけど、地元ガイドによって名護屋城さるき等の開催を計画ということで、実際にそこに住んでおられる方との連携をしっかりしていきたいと思っています。
 ということでありまして、ぜひ、この名護屋城博物館も地域振興の起爆剤として頑張ってもらいたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
 私からは以上でございます。

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