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佐賀県立美術館は7月2日にリニューアル・オープンします~記念して「吉岡徳仁展-トルネード」を開催します~

 次ですが、県立美術館が7月2日にリニューアルオープンします。
 最近、大分の美術館が100億円でオープンして非常に評判になっていますけれども、我々のほうは6億円の改修費で、ぜひそのあたりのコスパを見ていただきたいなと皆さん方に思っています。「吉岡徳仁展-トルネード」とあわせて、それからOKADA-ROOMですね、こういったものが1つの売りでありますので、ぜひこの美しく機能的でシンプルな空間といったものを楽しんでいただきたいと思っています。
 これが全体の平面図ですけれども、大体皆さん方見ていただいた、前を知っている方はわかっていただけるかなと思います。
 そのOKADA-ROOMの岡田三郎助、これも本当に佐賀県が産んだ美術展覧会の中心作家として活躍している方ですけれども、最近では、サザンのアルバム「葡萄」のジャケットというのはこの岡田三郎助の「あやめの衣」を見て感激してつくったということで、非常に今ブームになっている。そういった意味でも非常に有名な岡田三郎助、特に女性を描かせたら本当に、今であってもときめくような最高の作家だと思っています。
 行っていただくとわかりますけれども、非常に繊細な、私から言いますと、肌の感じとかもすごい迫っているような感じで、見ていただくとすばらしいということを実感いただけると思いますので、楽しみにしていただきたいなと思います。
 それから、正面の入り口、そしてホワイエ、エントランス、展示室、もう全く今までの美術館とは雰囲気が一新されて、非常におしゃれなデザイン空間となっております。
 そして、この吉岡徳仁展、このデザイナーも佐賀県の出身で、世界に最も影響を与えるデザイナーとしてすばらしい方であります。さまざまな車のデザインですとか、いろんなものに対して席巻されている方であります。ここに紹介していますけれど、先ほど言ったような予算でやっていただくのは非常に大変だったんですけれども、非常に佐賀に対する思いの強い方でありまして、いろんな意味でも関心もいただいて、立派な空間ができています。これから佐賀県としてもぜひ応援していきたいデザイナーだと思っております。
 展示構成ですけれども、2001年に発表して世界の注目を浴びた「紙の椅子」、そして「ガラスの椅子」、「結晶の椅子」、こうしたものも展示させていただきたいと思っております。7月1日には報道関係者向けの内覧会、オープニングセレモニーということで、私の50回目の誕生日ですけれども、ここで一緒にお祝いをさせていただきたいと思っていますが、2日からは一般オープン、吉岡さんのギャラリートークも含めて実施したいと思っています。
 そして、新しくなった県立美術館をぜひご来館いただきたいんですけれども、19日、20日、ぜひ現地取材で見ていただきたいなと思います。まだそんな全てが埋まっているわけではありませんけれども、非常に心地いい空間だということをわかっていただけると思いますので、ぜひ取材いただきたいと思っています。

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