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地域おこし協力隊経験者を募集します

 3つ目ですが、これは恐らく全国で初めてだと思いますけれども、県職員として地域おこし協力隊の経験者を募集する枠をつくりたいと思っています。平成27年度の職員採用試験に地域おこし協力隊経験者枠というものを設けたいと思っています。特に今、地方創生ということで、そうした全国各地で地域をコーディネートして支えてきた人材というすばらしい方々がおられます。大体3年間が限度なんですけれども、その上で、むしろ協力隊のコーディネートですとか、今、佐賀県内にも多く展開していますけれども、そういう人たちのまとめ役ということも含めて、これから佐賀県全体の長所を伸ばすためにも、全国に先駆けて協力隊枠というものをつくって、そうした人間に、これは県職員として頑張っていただきたいと思っています。
 制度は、ご存じですよね。活動期間が1年以上3年以下ということで、私もこれまで活性化伝道師として全国回っていましたけれども、3年に限られているので、その後そこに定住、とどまるかどうかというのは非常に大きな問題というか、焦点になっています。そうした活躍した方々がもしこれからずっと佐賀県のために活躍していただけるということであれば、ぜひお迎えしたいということで企画させていただいております。
 困難な状況を克服する能力ですとか、柔軟な思考と行動力、コミュニケーション能力ですとか、こういったところで発展に貢献していただきたいと思っております。今、佐賀県内もこのたび多久とか白石とか、どんどん協力隊のフィールドが今広がっています。そういった意味で、今度は支える県職員側のほうでも、今まで頑張ってきたさまざまなノウハウをお持ちの方に貢献いただきたいと思っているところでございます。
 2名程度ですね、地域振興に関する分野を中心として、地域振興にとどまることなく、さまざまな現場で起きていることを吸収して県政に生かす力というのは非常に大きいものだと私は思っていますので、今までJICA枠というのがありましたけれども、それは海外で頑張っていただいた方に貢献していただきたいということですが、これはむしろ地方創生版で、地域振興に頑張って、さまざま、6次産業化ですとか、中山間地対策とか、そういったところで頑張った方々に佐賀県のために今度は貢献いただきたいということでありまして、募集時期とか試験の詳細につきましては、県の人事委員会において決定する予定でございます。
 佐賀県の発展に貢献していただく高い志と熱い情熱を持つ方をお待ちしているところでございます。

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