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佐賀空港の自衛隊使用要請関連その3

○佐賀新聞
 オスプレイに関して2点お尋ねします。
 先ほどのお話の中で、具体的にどういう話があるかというところを聞いてからというお話ではありましたですけれども、防衛省側が米軍と自衛隊を切り分けて、自衛隊の受け入れを要請してきた場合、どう考えられますでしょうか。
○知事
 ちょっとそれはさすがに、今のは仮定のご質問なので、どういうお答えがあるのかというのをしっかり受けとめて、これは本当に、私は佐賀県の将来を大きく左右する重要な課題だと思うので、しっかりとお話を承って、慎重に対応すべき課題だと思いますので、これはマスコミもオープンでしょう。だから、ぜひ皆さん方も一緒にそれを聞いていただきたいなと思います。
○佐賀新聞
 もう1点ですが、佐賀新聞社が実施した県民世論調査でもオスプレイのことを尋ねたんですけれども、オスプレイの佐賀空港配備計画への賛否を尋ねたところ、自衛隊機の配備を62.5%が容認して、米軍による訓練使用は69.5%が反対していました。こうした調査結果について、どう受けとめられるのか、知事の所感をお聞かせいただけますか。
○知事
 これもまず防衛省さんからのお話を承ってからですね。検討する段になったら、皆さん方がどう思っているのかということ、それから、佐賀市さんがどうこれに対してお考えになるのかということとか、実際の検討に入っていくことになるので、その際には、県民の意見ですから、そういったのは大きなファクターになろうかと思います。
○佐賀新聞
 最後に1点だけ。
 先日、県議会の佐賀空港特別委員会に、九州防衛局長と本省のほうの課長さんが来られて、課長さん答弁でしたかね、佐賀空港をオスプレイの配備先として選定するに当たって、一回も現場を見ていないと。現場を見ずに最適だと決めたんだということをおっしゃって、その後、本人にも確認したんですけれども、それは間違いないと、見ていませんということだったので、常々、本物の現場主義を掲げていらっしゃる知事から見て、現場も見ずに、とりあえずここが最適だと決める防衛省の感覚というのはどういうふうに受けとめられていますか。
○知事
 それが事実とすると、私の感覚とはずれている感じはするんですけれども、やはり現場って大事ですよね、とてもね。特に地図だけで考えていただくというのはどうかなと思いますが、事実かわかりませんが、できる限りやっぱり現場を見て、さまざまな問題をよく収集して、その上でさまざまな判断をしていただきたいものだとは思います。

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