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佐賀空港関連 地方創生関連その2

○読売新聞
 あと別件でそれぞれ2つあるんですけれども、今回、発表項目で1月16日に九州佐賀国際空港の使用を開始されるということで、開港以来ずっと使われてきた有明佐賀空港という愛称が変わることについて、もう前々から言われている話ではあったんですけれども、改めて県民の方にどういうふうに使っていってほしいかというのと、あと仕事始めで蘭心竹生という言葉が出されたと思うんですけれども、あの言葉というのは、今年の県政運営のテーマというふうに捉えていいのかということを2点お尋ねしたいんですけど。
○知事
 1点目は、「有明」という言葉が佐賀県民、特に南部、有明海沿岸地域の皆さん方、私のふるさともそうですが、本当に大きな意味があるということは私も認識しています。ですから、愛称の公募の中で「有明」という言葉が非常に多かったということは私も重く受けとめていたんですけれども、これから佐賀県は国際化時代を迎える中で、あの空港は多くのインバウンドを受け入れる、多くの世界の国々との橋渡しをしなければいけない空港なので、そうしたときに、国際空港だということをしっかりと打ち出してほしいというさまざまな関係者の声があったということ、私は有明海のすばらしさは来ていただいて、ラムサールの干潟もそうですけれども、見ていただいて味わっていただきたい。そして、いずれ有明海というものがビッグネームになったときには、これがいつのことになるかわかりませんが、いずれ「有明」という言葉を戻してもいいんではないのか、まずは有明海に人が来ていただくことが大事だということで、今回、九州佐賀国際空港という愛称に、他県はいろいろ漫画の名前とかいろんなものをつけたりしている愛称が多いんですけれども、佐賀空港は蘭心竹生の竹のような心じゃありませんけど、真っすぐに国際空港という、若干「ちゃあがつか」と言われたり、いろいろ、ちょっと誇張ではないかとかいう話もありますが、思ったとおり、これから国際空港として九州の拠点空港を目指していく、LCCの拠点空港を目指していくということであります。
 蘭心竹生については、別に今年ということではなくて、私は、この佐賀デザインというものも含めて、どうやって伝えたらいいのかなと前々から思っていまして、これ吉川晃司さんがよく好んで使う言葉なんですけれども、私も昔から、ああ、いい言葉だなと思ってずっと考えていたんですけれども、竹のように生きるというところに蘭心がかぶさっているというのですばらしく、今の私のやろうとしている佐賀県のイメージにまたぴったりでもあるし、今年1年ということではなくて、いろんな県民の皆さんに知ってもらいたい言葉だなと思って、今回上げさせていただいたというところです。今年1年という意味からすると、生きるという字ですよね。県民の生の声を聞くとも言いますし、去年、私は、命に向き合ってきたと、自分の病気も含めて思いましたけれども、いろんな意味で生かしていく、地方創生もそうだけど、芽があるものをこれから開花させていく、生かしていくという、何か息づくようなイメージですね、ということで、これから何とか佐賀県を盛り上げて、ブランディングの中においても上位を目指していきたいと思います。

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