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「日本磁器のふるさと 肥前」が日本遺産に認定されました

 続きまして、3つ目でございますけれども、「日本磁器のふるさと 肥前」が日本遺産に認定されましたが、これは、私も当選した後に、下村大臣のほうにお伺いしたとき、佐賀県から日本遺産の提案がないねという話があって、庁内で何か一つ出そうかと考えたときに、(有田焼創業)400年でもありますし、そして、この陶磁器の里というのは、長崎側の波佐見とか、そういったところも考えると、それぞれ非常におもしろい歴史があったりするので、全体としての日本遺産の認定を目指し、今回、晴れて認定されたということです。
 「百花繚乱のやきもの散歩」ということでありまして、佐賀県側の唐津、伊万里、有田、武雄、嬉野に、長崎側の平戸、三川内、波佐見といったところが全体としてシリアル型で認定されたということであります。
 全体として「肥前窯業圏」活性化推進協議会というものをこしらえて、そして、ちょうど長崎県と連携協定ができていたので、その器を使いながら両県でこれを進めておりました。事業費は佐賀県のほうが負担は多いですけれども、そこは両県で一緒にやっていくという中で合意してやっております。
 そして、今回、ゴールデンウイークのイベントで無料周遊バスをやってみようと唐津、それから、御用窯の大川内山、伊万里、有田、それから、嬉野、波佐見、三川内と、こういったところのコースをつくって堪能していただこうということ。有田と波佐見につきましては、今回のこの無料周遊バスではなくて、その他のシャトルバスを運行させることによって、全体としての回遊を図ろうということでありますので、県境を考えずに、ゴールデンウイークにお楽しみいただけるようにしたいと思っております。
 周遊スタンプラリーの開催とありますが、この8地域のうち3地域以上のスタンプを集めて応募する形で、さまざまな特産品が当たるイベントであります。
 特設ブースでの情報発信では、有田・波佐見エリアに特設テントを設置して、「日本磁器のふるさと 肥前」、そして各地域の魅力をPRしていこうというものであります。もともと陶磁器関係は非常に多くの熊本や大分県民の方に来ていただいておりましたので、ここもそういった皆さん方のメッセージも込めて、しっかり皆さん方をお待ちしたいなと思います。そんな簡単に今避難されている方々にとって、そういう状況でないところもよくわかるんですけれども、九州自体が元気を出して、そして、力強い被災地へのメッセージにもなるようにみんなで連携して頑張りたいと思っております。
 佐賀県には世界に誇れる本物がある。「知る、感じる、肥前。」今後の展開にご期待いただきたいと思います。

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