家畜伝染病防疫協定を締結します

　家畜伝染病の防疫協定を締結したいと思っています。
　ご案内のとおり、昨年１月18日に有田町で鳥インフルエンザが発生して、いろんな人の力をかりながら終息に向けてやっていったわけですけれども、やはり我々の思いとして、この緊急防疫対策を円滑に実施するためには関係団体の協力が不可欠だと、そして、連絡体制や業務内容の事前確認は本当に重要だなと。これは災害全般に言えるわけですが、平時からの準備が大事で、これまでいろんなマニュアルの改訂などの作業もしてきました。
　そして、このたび、それぞれ緊急時に行ってもらう業務内容とあわせて、例えば、建設業協会ですと、埋却の作業とか、消毒ポイントでの車両消毒、獣医師会であれば、殺処分の作業とか検査という形で、バス・タクシー協会、トラック協会、（高圧ガス）流通保安協会、動物薬品機材協会、石油商業組合、農協、唐津農協、伊万里農協、それぞれ担ってもらうべき業務内容を決めて、今回、締結の運びとなりました。７月27日にこういった10団体の代表者にも集まっていただきまして、みんなで、防疫措置が必要なときに対する対処を申し合わせることにしました。
　今後とも家畜伝染病の発生防止に努めまして、発生しないように頑張りますが、万が一発生した場合は、みんなでそれぞれ力を合わせて蔓延防止に努める体制がこれで整ったということで、やはり何か災害が起きたときには、みんなで話し合いながら次への対策を、不断の対策をとっていくことが大事だと思っておりますので、この畜産関係につきましても、一つの整理がついたと思っています。