定期異動を10月に実施します

　今まで４月だけに定期異動、人事異動を県庁はやっておりましたけれども、今年からは10月も実施したい、４月と10月の年２回としたいと思っています。
　普通はどこの県庁も４月１日が多くて、私もいろんな県で勤務しましたけれども、例えば、秋田県庁とか長崎県庁は、４月１日異動でないといけない事情が、例えば子どもの関係とかで、子どもが離島に行くとか、例えば出先（機関）に行くとか、そういったところもあって、子供の学年に配慮しなければいけないんですけど、佐賀県は、あまり転勤を必要としないコンパクトな県で、そういう特性もあるので、４月１日だけではなくて、機動的に。特に今、行政課題が山積して、その状況に応じて異動をすることも我々にとっては非常に大きいことです。
　それと、県の予算は年度になっています。ですから、４月から新しい予算が始まるという部分で、人も入れかわってしまうことが多いです。ところが、これは10月をうまく使うことによって、予算をつくった人がそのまま執行できるという効果もありますし、４月１日で半分入れかわることも防げますから、いろいろな意味で10月１日異動は使えるんじゃないかと思っています。
　今作業中ですけれども、今年は5、60人程度、規模になるかと思いますけれども、これから10月もうまく活用してやっていきたいと思いますので、これは職員向けに対しても、10月に異動した人も普通の異動なので、これから定期異動だと認識いただきたいと思っております。異動の分散、それから、環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できる佐賀県庁にしていきたいと思っています。