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原発関連その2

○西日本新聞
 原発のことで改めてお伺いしたいんですけれども、現地調査がきょう行われていますが、最後と言われています。改めて、知事の現段階での再稼働の是非をお聞かせください。
○知事
 この問題は、規制委員会の審査をしっかりして、県民の意見を聞いて、その上で再稼働とする方向については、もうずっと一貫して言ってあります。ただ、先ほど言ったさまざまな論点もありますから、そういった問題についてしっかり確認作業をした上でということなので、そういった方向でこれからも考えていきたいと思います。
○西日本新聞
 お答えが重複してしまうかもしれないんですけれども、そちらの判断時期の表明、それはいつごろになると考えていらっしゃいますか。
○知事
 今、審査の最中ですけれども、これは本当に先が見通せないです。ただ、その中で、きょう現地調査が入ったことを考えると、今までの、ほかの原発を考えると、これから数カ月の中でいろんなことが行われていくのかなというイメージは持っています。
○西日本新聞
 あと、原発の重大事故時の避難計画についてお伺いしたいんですけれども、今、現段階での避難計画では、5キロから30キロ圏の住民は屋内退避が前提になっていますけれども、熊本地震では、多くの道路とか建物とかが損壊して、計画に無理があるとか、屋内退避は大丈夫なのかという声が住民のほうからも出ていますけれども、避難計画についての見直し、こちらはどう考えていますでしょうか。
○知事
 これはやはり国のほうの指針を直す作業、検証する作業はもちろんやっていただきたいと思うんですけれども、私が現時点で思うのは、やはり原子力があってもなくても、地震がさらに連続する可能性は、今回の熊本地震でも実証されたわけですから、要するに地震が起きたときに、原子力の緊急事態が起きてようが、起きていまいが、まず、自分の家にいるよりは、例えば体育館だとか避難所だとか、そういったところに避難していただくことを習熟していくことは大事だろうと思います。今回、10月10日に訓練もありますから、そういったことも含めて、実証する場にしていきたいなと、同じ論点としていきたいなと思っています。
○西日本新聞
 先月の会見でもありましたけれども、再稼働に関する住民説明会、現時点で開催の考えはありますでしょうか。
○知事
 これから皆さん方に、どういうやり方をやるかということの中で考えていきたいと思いますけれども、基本的にやれることは何でもやっていきたいなと。今までの他県の例も参考にしながら、プロセスを大事にしながらやっていく中で、そういったものも考えていきたいと思いますし、そのときにはそれぞれ説明する主体もあるわけですから、そういったところとも相談しながら、どういったやり方にするのか考えていきたいと思います。
○西日本新聞
 説明する主体というのは、九電ということでよろしいでしょうか。
○知事
 九電が説明する場面もありますし、国が説明する場面とかあると思うんです。県民の皆さんとか、市町の状況だとか、そういうことに応じて、そういったところについて考えていきたいと思います。

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