メニュー表示
こちら知事室です
×
こちら知事室です こちら知事室です

原発関連その2

○佐賀新聞
 玄海原発の件で何点か伺いたいと思います。
 先日から表明されています再稼働に向けた第三者委員会設置の検討状況、進捗状況、どんな感じなのか、教えてください。
○知事
 今、設置変更許可のタイミングの前後にできるように鋭意取り組んでいるところで、できるだけ幅広く、今までの先進県の状況も踏まえながら、どういう委員会にしようか考えているところです。
 それと、専門部会については専門的な先生方、特に原子力工学ですとか地震工学ですとか、そういった関係分野の専門家にぜひ入っていただくように人選をしているところです。
○佐賀新聞
 今回設置される予定の第三者委員会ですが、串地区の中間貯蔵施設の住民の動きとか、そのあたりも含めて、第三者委員会に関しては意見を聴いたりとか、そういう位置づけとかを知事の中では考えているんですか。
 第三者委員会は再稼働に限ったわけではなくて、そういう串地区の中間貯蔵施設の誘致であったりとか、そういう幅広い原発だけではなくて使用済み核燃料の誘致の動きを捉えた意見を聴いたりとか、そういうことも位置づけとしてはお考えなんでしょうか。
○知事
 今の時点での私のイメージとすると、まず第三者委員会と皆さんおっしゃるんですけど、基本的には県民の意見を幅広く聴く会といったイメージをしていて、そこの座長は副知事を考えていて、これは愛媛県と同様なんですけれども、そういった意味でそれが第三者委員会というのかどうかといったところはあると思います。特にそこで答申をもらうかどうかといったところも定かではないし、多くの人に意見を出していただくようなことを考えています。
○佐賀新聞
 そういう委員会で再稼働だけではなくて、串地区のこととかも要するに検討していくのか。
○知事
 今回は、名前は今まだ定かではないんですけれども、基本的には、まず再稼働に関しての幅広い意見を聴く会を考えています。さはさりながら、もう再稼働の関係だけを聞きますというふうにあまり明示することではなくて、気づいたことについてはさまざまなところで意見を出していただけるような、そういう会を考えております。県議会でも言いましたけれども、「再稼働の会だから、それで、はい終わり」ということではなくて、そのとき、そのときの課題に応じていろんな人の意見が聴けるような、そういう柔軟な会の運営をしていったらいいのかなと現時点では思っています。

一覧に戻る
前の記事に戻る
次の記事に進む