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部下による管理職員の評価結果をお知らせします ~マネジメントフィードバックについて~

 これが最後になりますが、部下による管理職員の評価結果、かねてから発表していたマネジメントフィードバックですけれども、個人へのフィードバックはこれからなのですが、おおむね全体がまとまったので、全体としてどんな感じでしたというご報告です。
 これは、部下職員が、管理職員のマネジメントの状況に関する質問に回答し、その結果を管理職員にフィードバックすることでマネジメント力の向上につなげるというものです。
 みんなが自分のことをどう思っているのかなということを自分の今後の課の運営や部の運営といった管理職のマネジメント力の向上に結びつけようということでして、部局長、副部局長、所属長等の管理職員で8月下旬から9月上旬に実施いたしました。
 フィードバックは11月下旬、今後実施する予定であります。
 部局長に対しては回答率60%、副部局長60%、所属長については45%ということで、私が思ったよりも率が低いなということでして、実際は入力して人数だけが自動的に集計されるようになっているので、個人の特定はできないんですが、みんなちょっと臆病になったのか、自分が上司をどう評価したのか上司にばれたら大変だみたいなこともあったのかもしれない。まだ1年目なので、これからの我々の目標は、みんな本音で書いて、これが80%ぐらいにならないといけないのかなと思っています。1年目なのでこんなものなのかもしれません。
 具体的なシートをお出ししたんですけれども、「仕事への姿勢」「組織の開発」「部下との関わり方」ということに対して、非常によくやっているのかどうなのかを評価されることとあわせて、その行動特性、例えば、頑固とか、迎合的とか、神経質とか、口下手とか、協調的、誠実、忍耐強いとかも見れます。例えば20人の課で全員が評価をしたとすると、ここにゼロから20の範囲で数字が入るわけですね。そうすると、ああそうか、自分は例えばカリスマ的と思われているのかとか、と思って、その後の自分の仕事の仕方に生かしていく、そういう取り組みです。皆さん方もやってみたらどうでしょうか。
 では続きまして、マネジメントの状況です。これは全体としての集計ですけれども、いろいろ否定的な評価も出てきております。改善すべきところを改善していくということなのだと思っています。
 部長、副部長、課長と、やっぱり身近になる人ほど厳しい意見になる形なんでしょう。特に「組織の開発」ですね、これは仕事の仕方的なものなのかもしれませんが、「部下との関わり方」、こういったところで率が出てきております。基本的には肯定的な評価が多かったのかなと思います。もうちょっと否定的な評価も出ても本来いいと思いますけれども、やっぱり1年目なのでちょっとみんな慎重になったのかもしれません。
 ということで、特に各職位共通で否定的評価が高めだったのが「組織の開発」、これは業務の改廃ですとか、合理化による組織活性化、効率化といった、働き方に関するようなことに力を入れなければいけないということですね。あとは「部下との関わり方」も参考にしながら、これから組織運営を進めていきたいと思っています。
 ということで、管理職員みずからの気づきによってマネジメント力を向上させて、佐賀県庁は県民の期待に応えられる組織を目指していきたいと考えております。

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