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自衛隊ヘリ墜落事故関連その2/佐賀空港の自衛隊使用要請関連その1

○朝日新聞
 ヘリ事故について、前回も少し聞いたんですけど、もう一度ちょっと明確にお答えをいただきたいんですけれども、今回のヘリ事故を受けて、オスプレイの配備計画の受け入れのハードルは知事として上がったという、つまり、そもそも自衛隊機の安全性、今までオスプレイのほうに焦点が当たっていたかと思うんですけれども、それに加えて、やはり目達原の基地にあるヘリの安全性も確認しなきゃいけないということで、川副のほうでは不安の声も聞かれるところなんですけれども、その受け入れのハードルは、知事ご自身として今までよりも上がったというふうに認識されていらっしゃいますか。
○知事
 昭和29年に目達原基地が開かれて以降、佐賀県は基地と共存してきたわけです。その中でああいう事故が起きたということに対しては、大変重く受けとめていますので、防衛省さんにも、8時ごろだったと思いますけれども、大臣にも当日の電話させていただきまして、事の重みということについては話をさせていただいたし、大臣も重く受けとめていただいたと思っています。そのぐらい、この問題というものに対して、今回は、目達原基地からでしたけれども、それぞれの地域が国防を担っている一端に対して基地を持っているわけですから、当然国内には多くの自衛隊基地があるわけです。この国防という部分、厳しい中でも防衛省さんは安全保障環境の任務を果たしていかなければいけない中で、民間や住民を巻き込むような事故は決してあってはいけないし、それは肝に銘じるべきだと強く申し上げたのも、非常に大きな事案だったからなんです。
ですから、今回はしっかりと原因究明と再発防止ということに対してお答えいただかなければいけないと思っております。
 本当にそこが大事だったと思っていますし、それは防衛省さんも同じ気持ちだと思います。まず原因究明と再発防止をやっていくって大臣も話をされていたと思いますので、まずそれをやるということなんでしょうけれども、片やオスプレイの安全についてというのは、従前から沖縄とかオーストラリアとかで事故があったので、それについては、説明をいただくことになっておりました。来ていただくような段取りになるのかなと思っておりましたけれども、今回、そもそものもっと根幹的なものが目の前にあるものですから、それに対してしっかりとまず見詰め合わなければいけないということに対しては、そんなに我々の感覚と国のほうの感覚はずれていないのではないのかなと今、認識しています。

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