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自衛隊ヘリ墜落事故関連その3

○読売新聞
 ヘリの事故の関連ですけれども、先ほど指摘のあったメインローターヘッドの中古か新品であるかという訂正があったり、あとは隊員の方が2名見つかったと言っておいて、後で1名訂正したりとかですね、防衛省あるいは自衛隊の根幹にかかわる情報管理の面とか、そのあたりへの信頼性というものについて疑問が投げかけられていると思うんですけれども、知事におかれては、自衛隊、防衛省への信頼というものは、今回の事故を受けてどのように変化されたでしょうか。
○知事
 まず、中古の部品がどうだという話については、私は一切話を受けていないので、ここでコメントすべきではないと思います。予断をもって、コメントしてはいけないと思いますし、それは先ほど申し上げたように、しっかり原因究明の中での話として承るべき問題だと思います。
 そして、人の情報ですね、負傷者とかの話、これは非常に悩ましいことで、私も過去に危機管理をやっていたときに、何人どうだという情報が省庁から上がってこなかったときがありました。そのときの私は、一刻も早く、1か10か、50か100かとか、そういう情報が欲しいんです。それを数値化して正確にすることよりは、どう対応するかというオペレーションが大事なので、多少混乱するということについては、私は一定の理解をすべきだろうと。正確な数字とか正確なことでないと表に出ていかないとするならば、逆に言えば、情報が出にくくなるということなので。あのとき、県警のヘリが早かったです。私が53分に連絡室へ行ったころには、部屋の中にもうあの映像が映っていました。そのときには、自衛隊のヘリが行方不明という情報があって、それが事実と一致しているかどうかすらわからない状況の中で、映像を見て、あっとわかったわけですよね。それで、2人の話にしても、1名は割と早く心肺停止とわかったんですけど、もう一名の方については情報が錯綜していました。錯綜していたので、その辺はできる限り正確を期したほうがいいんでしょうけれども、いろんな現場には混乱も生じたりするので、一定やむを得ないところは考えてあげなければいけないなというのが私の認識です。

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