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新幹線西九州(長崎)ルートその2

○時事通信
 金曜日の与党PTで、先ほどおっしゃっていた新幹線の関係で、スーパー特急方式というのがあるんじゃないかという指摘をするようなお考えはありますか。
○知事
 そういう考えは、佐賀県がする話ではないのかなと思います。これまで合意してきた一つではありますね。もともとはスーパー特急でお互い合意して、途中でフリーゲージという、そういう技術があるからという話があったので、であればということでしたよね、経緯がですね。もともとこの話は長崎側のすごいニーズの中から、佐賀は非常に汗もかきながら一緒にやってきた経緯があるので、そういった意味からすると、今、長崎県があんなにフルと言っている中で、我々のほうで何か提案するとかいう立場じゃないと思うんです。ですから、よく佐賀県のほうから何か出せと言われますけれども、もともと佐賀県はそういった意味で受け身なんです。我々にとっては、在来線が大事だし、唐津からも、佐賀からも、鳥栖からも、そして鹿島からも。ということなので、そういったことについて我々のほうから言うというのはどうかなと思いますし、逆に言えば、フルかミニか選べと言われる筋合いのものではありません。
○時事通信
 関連してもう一点です。スーパー特急方式だと、佐賀県が望んでいた関西圏への乗り入れというのか不能になるわけですよね。博多で乗りかえることで。その点について、佐賀県としてはスーパー特急方式はどう考えているのか。
○知事
 それを含めて長崎県がどう考えるかということなんじゃないでしょうか。我々にしてみると、それは途中途中でフリーゲージになったら大阪までつながるよという話があったりとかして、実はそれ自身も非常にまだまだ課題がある話なんです。それでも、そういうことで当時の知事が踏み出したんだと思います。我々にとってみると、それがどうしてもやらなきゃいけないものなのかという中では県内でも大分議論があります。私もこの話はいろんな県民の皆さんの意見も聞きましたけれども、博多とか鳥栖で乗りかえることにそれほどの負担はないんじゃないかという方もおられます。そして、飛行機を使う方もおられるし、そういう中でいろんな議論がなされていったらいいのかなと思いますし、あまり我々のほうからこの案でという立場ではないと思っております。

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