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佐賀県は肝がん死亡率ワーストワンから脱却しました!

 続きまして佐賀県は肝がん死亡率ワーストワンからやっと脱却することができました。
 速報値なんですけれども、19年連続で肝がん死亡率が全国ワーストワンだったんですけれども、何とかワースト2位に、交通事故と同じですけれども、ワーストワンからやっと脱却したということです。がんと交通事故をワーストワンからできる限り遠ざけるというのが僕らの大きなミッションなので、これも少しずつもっと下げていかなければいけないと思っています。
 いろいろやってきました。佐賀方式ということで、予防して、肝炎ウイルス検査をやって、受診してもらって、治療を受けて、さらにフォローアップして、その経験をしゃべってもらうというこの5ステップをやっていくことで、肝炎ウイルスは検査して受診したら治療ができて治るんですけれども、なかなかこのサイクルが回っていかなかったことに原因がありましたが、いろんな佐賀県の取り組みをやりまして、これが回るようになり出してきているところです。
 肝炎医療コーディネーターとして養成して肝炎患者を支援して、これまで1,231名を養成して、対応をしてまいりました。本当に皆さんありがとうございました。
 そのほかにも佐賀県独自の取り組みとして、定期検査費助成の申請書類を簡素化するということ。今まで定期検査するのにいろんな資料を提出するということで、かえって大変だということ。これはたしか県議会でも指摘されましたけど、そんなところで簡素化させていただいたり、平成30年度からは協会けんぽの肝炎ウイルス検査について無料化したところ、これまでほとんど受けてもらえなかったのが、受診者が急上昇しまして、これは無料化の効果ということでありまして、それによって大分受検して治療する人が増えたことも成功の一因だと思います。
 まだまだこれで安心せずに、今後とも肝がんで亡くなる方を一人でも減らすように関係機関の皆様と連携して取り組んでいきたいと思います。
 佐賀大学との協定プロジェクトによっても大いに貢献することができましたが、まだまだこれでも今ワースト2位なので、肝がんの死者を減らしていきたいと思っています。
 ということで、あなたの今と未来のために佐賀県はがん撲滅に本気です。

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