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新幹線西九州(長崎)ルート関連 その3

○佐賀新聞
 先ほど知事、新幹線に絡んで、鉄道局の水嶋局長とも別件でお会いする機会もあるかもという言い方をされましたけれども、これは大臣と今回会うものとは別に、どういう目的で、どういうタイミングで会うことになることを想定されていますか。
○知事
 鉄道局にいろいろ話したいことというのは、むしろ地域振興的な視点というか、例えば、長崎本線の在来線の普通列車をもうちょっと改良してほしいとか、ICカード化だとか、いろいろ意見交換したいこともありますし。それと、私は議論することは全くやぶさかではないと思っていて、なので、今回、大臣と1対1で会いたいという話、これは政治家同士として、いろんなことを抜きにして、2人で話をしたいということであって、別に、さはさりながら、ちゃんと水嶋局長ともいろんな話をさせていただこうと、そういう機会もあるんだろうという趣旨です。
○NHK
 新幹線の関連なんですけれども、国交大臣が誠実な方であられても、佐賀の事情に詳しくて、かつ理解を全面的に示すかというのは完全に未知数だとは思うんです。その中で、さしでお話をする機会があったとして、知事は特にどのあたりを強調して説明なさりたいというふうに思っていらっしゃいますか。
○知事
 まだはっきりとは考えていないんですけれども、少なくとも佐賀はこれまで信義を大事にしながら、真っすぐに交渉してきたと思うし、私は佐賀県の理解がなくて前に進めてしまうやり方というのは、国のあり方としても僕はとても危険だと思っていて、その部分をわかっていただけないかなと思うんです。特に、人の気持ちとかそういったところを公明党はいつも優しくするということで、うちの県議会でもそうですけれども、そういう主張が多いので、そういう上から畳み込むようなやり方ということに対して、どうお考えなのかなと思います。
○NHK
 それは与党検討委員会の結論のあり方というものを佐賀県はどういうふうに受けとめたのかという部分を説明されたいということですか。
○知事
 そうです。仕事の進め方としてね。ですから、これまでの経緯だって、うちはこうやって在来線前提のもとでいろんなことを協議に応じてきたし、もちろん長崎県さんとも協議をしてきたし、北部九州全体のことも考えながら、ぎりぎりの選択をしてきたということもあるわけで、しかも、もともとこれは国がスーパー特急で認可したりとか、フリーゲージができるんだよという話になって、それに乗ったりとか、でもやっぱりだめだったと。だったら国が、地元とずっとそうやって話をしながらやってきたやつを、突然何か、僕らが技術開発できなかったから、フルと決めたからねということだから、それはどう考えても佐賀県というか、佐賀県民、佐賀県議会、そういったところの議論というところが義があるんじゃないかなと私は思って、そういったことについても御理解いただけたらなと思いますけど。

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