メニュー表示
こちら知事室です
×
こちら知事室です こちら知事室です

県特別職報酬等審議会関連その2

○読売新聞
 報酬等審議会の件について、3点ほどお伺いします。
 まず、先ほどの話の関連で、引き上げるか引き上げないかの判断は、いつの時期に、どのような判断基準のもとにされる予定でしょうか。
○知事
 これは、私は今回そういう第三者委員会の意見が出たので、これは極力速やかに条例化して提案したいと思っています。
○読売新聞
 11月議会ということでしょうか。
○知事
 はい、私はそう考えています。
○読売新聞
 提出するなら提出するということですかね。判断をされれば11月議会に提出されるという。
○知事
 提出する予定で考えています。
○読売新聞
 わかりました。2点目ですけれども、県の財務課が今月6日付で当初予算に関して財政健全化を求める通知を送っております。今回、報酬審の意見書の中では、知事だけでなく副知事とか教育長、県議なども含めて年に約1,035万円引き上げることになります。このように知事だけでなく全体を引き上げることについて、納税者や県民の理解を得られるとお考えでしょうか。
○知事
 私は、まずあるべき姿というものをしっかり出した上で、その上でもし財政状況の問題であれば、よその県で幾つかやっているようですけれども、カットをするとか、やるべきだと思うんですね。しかし、そこをごちゃごちゃにするというのはどうかなと思うのが1点。
 それから、議会側はこれは別の条例になるので、それはまた議会側は議会側でのご判断があると思いますし、いずれにしても、県議会のほうで議論された上で結論を得るということになろうと思います。
○読売新聞
 今言われたカットというのは、仮に引き上げられた場合においても、財政状況などを見てカットすることなどもあり得るということでしょうか。
○知事
 現時点で、私もつぶさに佐賀県の財政全体を見てみましたけれども、現時点でカットをする環境にはないと私は思っていますし、職員給与のカットというのは極力、手段とすると最後のほうの手段、まずカットありきで考えるのはどうかなと思いますし、まず、私は佐賀県、今多くの課題を抱えています。それについて県職員も一緒になって、一丸となって、県民の負託に応えるように頑張ることが大事だと思っています。
○読売新聞
 わかりました。最後に、あと1点ですけれども、知事が今回ボーナスについて議論するように審議会に提起されたということで、9月の会見ではお金が欲しいわけでは決してないと、先ほどの場合はお金のためにしているわけではないとおっしゃっているんであります。実際、納税者のほうに話を聞くと、今後消費税が引き上がることが予想されるのに知事のボーナスを引き上げるのはおかしいという声があるのも聞いております。もし、実際にお金が欲しいわけではないと言うのなら、引き上げを断念するということもできると思うんですけど、その辺についてはいかがでしょうか。
○知事
 今回、それは上がるわけですけれども、もし可決されれば。ただ、私は全部、全て県政全体を再点検する中で、プラスとかマイナスとかではなくて、あるべき姿というのは常に論じていきたいと思っています。ですから、その中で、心の中でお金の部分はやめとこうとか、そういう心の中での操作をしたくない。全てあるべき姿を客観的に論じた中で議論いただきたいという県政を目指したいと思っているので、今回は特別職の給与基準の中で、第三者委員会の中でも議論した中で、これで妥当だということであれば、それで皆さん方に審議を問いたいと思います。
○読売新聞
 要するに審議会での意見書があるべき姿というご理解になるんでしょうか。
○知事
 私はまずは、これはどうあるべきなのかということについて、県民の代表、いろんな各層から来た委員会の中で議論をしていただいた。それが出てきた。それはどうかということは、今度、県議会の中で議論していただくということでよろしいかと思います。
○読売新聞
 県議会で議論していただくということは、提出を前提にということでしょうか。知事が提出するかどうかという判断については、その辺のところは。
○知事
 ですから、先ほど11月議会に提出する予定だと申し上げました。
○読売新聞
 ああ、もう提出する予定ということですね。わかりました。

一覧に戻る
前の記事に戻る
次の記事に進む