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佐賀空港の自衛隊使用要請関連その2

○佐賀新聞
 オスプレイに関してなんですが、漁業者と国との交渉について、ある程度はっきりした段階で公表したいと思っているというふうにおっしゃっていましたけれども、ノリの漁期などを考えると、9月議会での表明──表明というか、はっきりしたものを公表されるみたいなスケジュール感はあるんでしょうか。
○知事
 スケジュール感はありません。これもかねてから申し上げていますように、漁業者と国との信頼関係ができないと、その先ということは見えないので、そこはそれを今、そこの調整をすることに注力してということだと思っていますので、いつまでにと──もし、いつまでにということがあるのであれば、それは防衛省さんのほうから話があるはずですから、そういった中で考えています。
○佐賀新聞
 事故の関係でオスプレイなんですけれども、厳しく受けとめざるを得ないというふうに先ほどおっしゃっていましたが、一定の国からの説明がないと、先ほど国とされている交渉事みたいなものが先に進まないというふうな考え方でいいんでしょうか。
○知事
 やはりこの安全面というのはとても大事な要素だと思います。もちろん私は、この前の整理でも国防には基本的に協力する立場だということははっきりさせていただいたところです。そして、さまざまな訓練が国防のために必要だということもわかりますし、オスプレイに限らず、特に着艦訓練などで最近事故が起きていますけれども、そういったさまざまな有事を想定したようなオペレーションは危険が伴うものだということもわかります。一定の理解を示し、わかりますけれども、であっても、これだけオスプレイの事故があるということは、どういう意味を持つのか。ほかのヘリコプター、ほかの事故の中でこのオスプレイというのはどれだけの特殊性があるのか、そして固有の問題はないのかと、そういったことについては多くのご懸念を私も聞いておりますので、そこについてはしっかりと防衛省が説明責任を果たしていくと。防衛省が導入を決めているわけですから、それはもうしっかり米軍等々の話を聞きながら、これは佐賀県民だけではなくて、国民に対して説明責任を果たしていくということが求められているんだろうと思います。

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