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交通事故のない安全・安心な佐賀県に!

 続きまして、交通事故関係であります。
 交通事故、人の命を奪うものでありまして、佐賀県は全力で取り組んでいるわけですけれども、去年を上回るペースで交通死亡事故が発生しております。事故の数が減っても死亡者数が増えるというのは、我々にとっては本当に痛恨の極みなのでありまして、ぜひこういったときだからこそ考えていただきたい。昨年同時期に比べて5人も多くなっています。そして、横断中の死者が8人で、全員が65歳以上の高齢者です。高齢者の皆さん方が、特に横断歩道以外の横断が6人ということですので、ふだん、よかやっかいということでふらふらふらふら、スピードの出ている道を横断しているという事例が多いというわけです。高齢者の皆さん方が横断してしまうのを防ぐことも大事なんだけれども、どうしても、お年になってしまってそういう方がおられます。誰かが急に道路を渡るかもしれんということを前提として運転していただきたいと思います。
 もし、お年寄りの皆さんが、ぱっと出てきてしまったら、自分はよけきれるんだろうかという意識で危険を予測しながら運転をぜひお願いします。
 交通死亡事故の内容を詳しく見ますと、加害者の半分以上は40歳代以下でありまして、さらに年代の高い層ということになっています。そして、大体夜の時間が半分ですね。18時から24時。そして、このような昼間もあるということです。そういうことで、誰でも、いつでも死亡事故の加害者になる可能性があります。自分がそういったことにならないように気を引き締めて運転していただきたいと思います。
 そしてまた、事故類型でありますと、最も多いのは相変わらず追突事故。追突事故を最も多く起こしているのは20代の若い世代が断トツで、免許取り立ての皆さんです。自動車学校を出て、意外と車の運転て楽やっかいということでマナーを忘れがちです。そして、ふと追突事故を起こすといったパターンが例年起きています。
 特に新社会人、新入生など、運転免許初心者が多いこの時期に若い人に対する注意喚起をしていきましょう。
 動画でできております。

<動画放映>

 「守れる命を守りたい」ということで、交通事故で大切な人をなくさない、そんな佐賀県に皆さんとともにしていきたいと思います。
 現在2月末は、交通事故ワーストテンは、暫定4位ということになっておりますので、これがもっともっと下がっていくように頑張っていきたいと思います。

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