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県民の命を守る


 続きまして、「県民の命を守る」で、まず、いの一番に新型コロナウイルスの感染症対策ということで、126億円ということですが、ここで先ほど114億円と申し上げたね、「プロジェクトM」で。ですから、ここがそのうちの大層を占める予算です。114億円がここです。ということになります。そのほか、検査体制の強化、そして、ワクチン接種体制の確保という意味からすると、県は専門的な相談対応のコールセンターをつくることにしています。
 実際の実施事務、県民の皆さん方にワクチンを打つのは市町になるので、市町の皆さんに打つことに関しての、例えば予約だとか管理については、市町のコールセンターになるわけですけれども、県のほうは、例えば副反応がどうなんでしょうかとか、そういうような専門的な相談はこちらのほうで受ける、このコールセンターの設置の部分は入っている。それに感染対策用品ですとか、感染拡大防止策として物品系だとか、そういったものが入っております。それから、資機材不足などに対応できる予算を確保するということで、合わせて126億円ということでございます。
 こういったことで、コロナ対策に万全を期していきたいと思いますし、衛薬センターの検査体制も拡充いたしまして、保健所業務が円滑に進むようにということになっております。

 続きまして、がんゲノム医療提供体制の強化でございます。
 がん患者の生存率というのは大分改善をしてまいりましたけれども、一方で、いわゆる難治性のがんです。膵臓がんとか、そういうもの、それから、希少がんというものがありまして、何とかこれをがんゲノム医療で克服できないかということが全国的にも広がっているわけです。ここに解説しておりますけれども、がんは遺伝子の変異が積み重なることで発生しておりますので、標準的な治療が効かなくなったがん患者の皆さん方のがん細胞に起きている遺伝子の変化を調べることによって、それに応じてどのような薬剤を選べば効果的なのかというようなことを遺伝子解析を行うことによって行うというやり方なんですけれども、ぜひこういった部分について佐賀大学付属病院のほうで人員体制強化を支援して、何とか佐賀大学医学部をがんゲノム医療の中核を担っていただくような形で前進させたいという事業でございます。

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